2017.9.12

「恋愛と結婚は別」という考え方は、女性のほうが男性より強く持っている考え方かと思いきや、案外そうとも言い切れない、と解釈できる調査結果が、先ごろ報告されました。

 

■男女ほぼ同数の人が「交際に際して結婚を意識している」

明治安田生活福祉研究所が、全国の15~34 歳の男女10,304 人を対象に調査を実施したところ、なんと<アラサーの男性4人に1人・女性6人に1人は「結婚と交際とは別」と考えている>こういう結果が得られたとのことです。

具体的には、<「交際する際に結婚のことは全く意識していない」人の割合は、20 代後半以上の男性の約 4人に1人(20 代後半 24.9%・30 代前半 25.0%)・女性の約6人に1人(20 代後半 17.4%・ 30 代前半 17.7%)となっています>。

つまり、男性の4人に3人は「交際にあたって結婚を意識する」。女性の6人に5人は「交際に際して結婚を意識する」。そしてこの、「4人に1人」とか「6人に1人」という、少々ややこしい数字をざっくり言えば、男女ほぼ同数の人が、交際に際して結婚を意識している、ということ。

 

■結婚は「おやつも」です

恋愛相談でわりに多いのが「彼が結婚を意識しているかどうかわからない」とか、「そもそも『ゼクシィ』を彼にちらつかせる以外で、彼に結婚を迫る方法は?」というようなものです。つまり女性は「彼は結婚を意識していない」と「思い込んでいる」ということ。

がしかし実態は、彼もあなた同様に、結婚を「それなりに」意識して交際をスタートさせている、ということで。

この、彼女の思い込みと実態が食いちがっている原因はどこにあるのか?

女性に好意的に言うなら、男性の「ぼくはあなたと結婚したいと思っています」という言動が、女性にとって非常にわかりづらいものである、ということが言えるのかもしれません。

一般に男性は、女性ほど愛の言葉をささやくのが得意ではないとされている――ここから導かれる仮説として、こういうことが言えるのではないでしょうか。

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避難訓練における重要事項について、「おかしも」と言われます。みなさんよくご存じの、押さない、駆けない、喋らない、戻らない、の頭文字をとって「おかしも」です。

結婚に際しては「おやつも」と、女性は思っておくといいかもしれません。押す、焼きを入れる、詰める、戻らない。

つまり、「彼はわたしと結婚したいと思っていないのではないか」と弱気になるのではなく、プッシュする(押す)。プッシュしても彼が煮え切らない態度をとるのであれば、焼きを入れる(結婚に関する彼の弛んだ精神や言動を矯正する)。それでもダメなら詰める(追い込む)。そういう強気の態度を途中でやめない(戻らない)。

過激な言葉を並べただけの、ただの語呂合わせに聞こえるかもしれませんが、男性の4人に3人は交際相手を選ぶときに結婚を意識しているのだから、女性はそう弱気になる必要はない、ということです。

さらに言えば、「わたしの彼は結婚を意識しているのでしょうか」という相談って、ある意味答えようがなく、ここだけの話、「このハゲ~!」と怒られそうなくらい、答えを考えていたら病んでくるんですよね。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)

※参考・引用 「男女交際・結婚に関する意識調査」(株式会社明治安田生活福祉研究所)2017/3