2017.10.3

株式会社テスティーが、18歳から25歳の未婚男女776名(女性462名、男性314名)に「マッチングアプリを利用して実際に会ったことはありますか?」と尋ねたところ、なんと約半数が実際に会ったことがあると回答したそうです。

半数って、多すぎやしないか? 現場ではいったいなにが起こっているのか? について、今回は一緒に見ていこうと思います。

マッチングアプリで半数出会ってる!?

■調査結果詳細

「現在、マッチングアプリを使っていますか?」との質問に、男女とも約1割の人がYESと回答したそうです。過去に利用したことのある人も含めると、約3割の人が利用したことがあると回答(男性30.0%、女性21.5%)。

次に、マッチングアプリ利用経験者を対象に、「マッチングアプリを通して実際に会ったことがありますか?」と尋ねたところ、若年層男性の46.2%、若年層女性の49.6%と、男女ともに約半数が「ある」と回答。

友達や会社の人に「わたしは(ぼくは)マッチングアプリを利用して、異性と会いました」と正直に言える人は、おそらく少ないでしょうから、このような調査結果を知ったところで、「3人に1人がマッチングアプリを使ったことがあるんだ……ということは、会社のあの子も、もしかしたら使っているのかもしれない」とか、「使えば50%の確率で異性と会えるんだ……わたしも使ってみようかな」など、淡い期待を寄せるのみかもしれませんね。

■「出会えるマッチングアプリ」に問題があるとすれば・・・

マッチングアプリ業界は近年、急速に健全な方向に向かっていると言われているそうです。マッチングアプリという言葉すらなく、出会い系サイトと呼ばれていた頃は、「永遠に出会えないサイト」もあったと聞きます。今でもそういうサイトがあるのかもしれません。が、マジメな登録者に恵まれ、実際に異性と出会えた人が半数近くいるアプリも複数あるということは、健全な方向に向かっているのではないかと思います。

問題は、マッチングアプリを利用していることにどことなくコンプレックスを抱いているふたりがアプリで知り合ったら、50%と高確率でリアルに会うことはできるものの、その交際はきっと長続きしない、というところにあるように思います。

マッチングアプリで出会おうと、仕事で出会おうと、友達の紹介で出会おうと、そのことに誇りを持てないと交際に至らない。交際に至ったところで長続きしない。

■誇りを持てるマッチングアプリがあれば・・・

マッチングアプリで半数は実際に会っている

ふたりで「マッチングアプリで異性に会えたことは嬉しいけど、やっぱりマッチングアプリで出会ってつきあうのって、なんかちょっとちがう気がする」と思っていたら、交際なんて続かないですよね。

仕事で出会った相手もおなじです。「今の会社、全然好きになれないなあ、仕事がつまらないから交際相手でもほしいなあ」と思って、奇跡的にすばらしい相手に恵まれ、交際し、結婚したという人もいますが、一般的には誇りを持てない場所で出会ってつきあっても、それが長く続くことはないでしょう。そこにいるじぶんのことが、じぶんで好きになれないから。

つまり人間だれしも、じぶんに誇りを持てない場所からは逃げ出そうという心理がはたらくものだから。

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利用者の約半数が実際に会ったことがあると答えたということは、昨今のマッチングアプリはおそらく、本当に異性と出会える場をわたしたちに提供しているのだろうと思います。実際に若い女子に話を聞いていると、10人に1人(か、それ以上)の女子はマッチングアプリを利用しているし、利用者のうち、とくに女子は半数以上が「実際に会ったことがある」と言っている印象を受けます。がしかし、出会った相手と交際が続いている女子は少なければ、ましてや結婚したカップルはもっと少ない印象を受けます。

大勢の利用者が、使っていることを誇りに思えるマッチングアプリができれば、婚活市場は今以上に活況を呈するのではないかと思うのです。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)

※参考・引用 <Girls Research Press × TesTee Lab! コラボ企画第4弾>イマドキボーイズ&ガールズ徹底分析!若年層男女のマッチングアプリ関する調査「若年層調査のTesTee(テスティー)調べ」