10月21日公開の映画『ミックス。』のトークショーが都内で行われ、卓球マニアの高校生役を演じた佐野勇斗さんが、劇中で男女混合ダブルスのペアを組んだ広末涼子さんから、手作りのお弁当をもらったことを明かしました。
広末さんは、役作りのため、無理な減量で肌荒れしてしまった佐野さんに、栄養満点の“減量飯”を差し入れ。そのおかげか、佐野さんは見事7キロのダイエットに成功したそうです!
こんな風に、男性が女性にもらって思わずキュンとしちゃう差し入れもありますので、今回は、男心をつかむ差し入れをシーン別にご紹介します。
■シーン1:風邪気味だったとき
「デスクの上に栄養ドリンクが置いてあったんです。附箋に“お疲れさま。ビタミンとってね!”の文字。会議でプレゼンしたとき、ノドが痛くてガラガラ声だった自分への差し入れだとわかって、思わずグッときちゃいました」(28歳/外資系損保勤務)
栄養ドリンクのほかにも、のどあめ、ポカリスエットなどのスポーツ飲料、ゼリー状の栄養補給剤という声もありました。
どれもコンビニですぐに手に入り、100円~300円と、相手の負担にならない手頃な金額で購入できるところもポイントです。
気になる男性がいつもと声がちょっと違うかな? と感じたら、急いでコンビニへGO!
■シーン2:体調不良でダウンしているとき
「体調が悪くて地元飲みをドタキャンしたとき、メンバーの女性から“ドアノブに差し入れかけといたよ”ってLINEがきて。袋の中にレトルトのおかゆやコンビニのおでんが入ってて感激しました。正直、女友達としてしか見てなかったけど、見る目が変わりました」(33歳/看護師)
お見舞いに来てくれるのは嬉しいけど、部屋を掃除する余裕はないし、見た目に気を使う気力もない。くたびれた姿は、たとえ親しい間柄でも見せたくないのが本音です。
玄関先への差し入れだったら、ありがた迷惑にもならず、気遣う気持ちがダブルで伝わりますね。
ただしこちらは、地元仲間などで家が近く、気心の知れた中であること限定のワザです。そこまで親しくない相手ですと、逆に「えっ家まで来たの!?」と怖がられてしまいます。
■シーン3:残業のとき
「残業続きで疲れがピークに達していたとき、後輩の女性から缶コーヒーを笑顔で渡されてドキッとしたことがあります。コーヒーは眠気覚ましにもなるからありがたかったですね」(35歳/建設会社勤務)
缶コーヒーのほかには、チョコやクッキーなどの甘いお菓子に元気が出たという意見も。 “お疲れさま”の一言メモつきだと、つらい残業も頑張れそうです。
■シーン4:スポーツのあとで
「彼女がフットサルの試合の応援に来てくれたとき、イチゴやパイナップルを凍らせて持ってきてくれて。チームメイトの分もピックが用意されてて、“俺の彼女最高かよ”って叫びたくなりました(笑)」(35歳/消防士)
フルーツを差し入れるときは、手が汚れないよう配慮も忘れずに。ベッタベタの手で後半プレーするなんてことになっては逆効果です。ピックや爪楊枝は事前にフルーツにささずに持参するのが吉。
念のため、水で濡らしたおしぼりやふかふかのタオルを用意しておけば、試合後に汗を拭いてもらうこともできるので一石二鳥です。
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「減量中でも栄養のあるものをちゃんと食べて」と共演者を気遣った広末さん。男性の状況やコンディションに気づき、さりげなく気遣える女性は素敵ですね。
どんなものを差し入れするにしても、一番大切なのは相手を思いやる気持ち。差し入れするときは、ぜひ広末さんのように一言ねぎらいの言葉を添えて笑顔で渡しましょう。(麻生アサ/ライター)