2018.4.9

結婚したくない若者たちという言葉が聞かれるようになって久しいですが、じつはそうでもないらしいです。

株式会社パートナーエージェントが新社会人を対象にした調査した結果、「結婚したい」と回答した人の割合は、なんと95.9%。2012年の同じ調査で得られた結果は79.3%。この6年で「結婚したい」と答えた人の割合は16.6ポイントも増えているそうです。

<このことから若者の間では「結婚離れ」が進んでいるわけではなく、むしろ逆に結婚したい若者は増えていることが分かります。>

ではどうすれば結婚できるのか? この疑問に対して、現在未婚の40~50代の男女が「わたしはなぜ今未婚なのか?」について正直に答えてくださっています。

同い年くらいの人どうして「結婚したいけどなんか結婚相手が見つからないのよねえ」と愚痴を言い合うのもいいですが、たまには人生の先輩に学んでみましょうか。

■出会いがない!

<現在未婚でいる40~50代男女に、今も未婚でいる理由はどこにあると思うかと聞いたところ、最も多かった回答は「出会いがないから」で、40代男性(37.0%)、50代男性(34.2%)。40代女性(31.8%)ではトップでした。>

結婚したいけどできないのは出会いがないからだ――人生の先輩たちはこう考えているらしいです。

出会いがない……20~30代の人もよく言いますよね。いつも恋人がいる人が大勢いる職場で働いていても、出会いがない人には出会いがない。異性が大勢いる会社に勤めている人の中にも、出会いがないと言う人がいますよね。男女が半々くらいの大学に通っている学生からも聞きます、「出会いがない」と。

■出会いって努力じゃないんですよね

思うんですが、出会いって水とか空気とかと違って、あるとかないとかというものではないのではないでしょうか。つくるかつくらないか、というもの、つまりもっと主体的なものじゃないでしょうか。たとえば「友達をつくる」と言うように。

つくると言うとかならず努力という言葉を思い浮かべる人が多いというのも謎といえば謎で、「出会いをつくる努力をしても出会いがないわたしはオワッテル」と自分で自分のことを卑下している人もいれば、

「出会いをつくる努力をしていないわたしにはもう結婚なんて無理だろう」と内向的に生きていたり……というのが、毎日何通もの恋愛相談メールを読みながら感じることです。

出会いって努力じゃないんですよね。

努力なんかしなくても人間的な魅力がある人の元には自然と人が集まってくる――誰もが知っているたったこれだけの真実と同居しているもの、それが出会い。

ではどうすれば人間的な魅力に恵まれるのか?

楽しむことじゃないでしょうか?

■楽しむということ

「なぜこの人はこんなに楽しそうに生きているのだろう」他人からたとえばこう思われる人は、人間的な魅力のある人です。「あの人なんか感じがいいから話しかけるきっかけをつくって話してみたい」相手にこう思われる人が人間的な魅力にあふれている人。

そういう人って決まって心が不自由じゃないんですよね。

こうしなければならない、とか、「ねばならない」と考えていないことのほうが多いんですよね。「これを楽しくやるにはどうすればいいんだろう」とか「このメンバーで楽しむにはどういう工夫をすればいいんだろう」とかと考えているんですよね。だからいつ見ても楽しそうにしている。

異性が少なめの職場に就職してがっかりしている新社会人もいると思います。転職のない会社に入って「この会社を辞めるまでずっとこのメンツと働くのか」と、未来を悲観している人もいると思います。

でもね、楽しむことです。つまらないと思っているこの環境をいかに楽しむか? そのためにどんな工夫をすればいいのか?

別の言い方をするなら、相手の人間くさいところに興味を持ってみる、とか。

出会いがないと嘆いている人に問題があるとするなら、このへんじゃないのかなと思います。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)

※参考・引用 生涯未婚の要因は? 40~50代が未婚なのは「結婚したくない」より「出会いがない」(株式会社パートナーエージェント/PRTIMES)