誕生日ディナーでサプライズ♡

「誕生日おめでとう!」

「ありがとう」

マッチングアプリで出会った彼氏と誕生日ディナー。

今日はとっても幸せです♡

「それでね、君に渡したいものがあるんだ」

なんだろう……私はドキドキわくわくしていました。

「結婚しようね」

彼の手には、小さな宝石のネックレス。

「いつかちゃんとしたのを渡すから」

「嬉しい!ありがとう!大切にするね」

あまりにも嬉しくて、早く結婚したいと思い始めました。

彼からのプレゼントは、なんでも嬉しいです♡

彼氏とはマッチングアプリで出会いました

マッチングアプリで出会った結婚前提の彼氏。

とても優しくて良い人でしたが……。

2ヶ月後。

「前に話していたここ行こうよ!〇〇展!」

私は以前から気になっていた美術展のチラシを彼氏に見せました。

「〇〇展?あ、か、考えておくね~」

結局彼氏と美術展には行きませんでした。

そのときはなんとも思いませんでしたが、それから彼の態度がだんだん変わっていきました。

「一人の時間が欲しいんだ」

「わかった。少し疲れたかな?」

「わからん」

わからんってなに!?

「月末に旅行行かない?」

「え、あ、行けたら……」

こんなふうにお茶を濁す彼氏……。

夜中、彼氏が寝た後にスマホを見てしまいました

なにかがおかしい!

そう思った私は、お泊りデートの夜、彼氏が寝た後に彼のスマホを見ることにしました。

「ちょっとだけ……なにこれ!」

彼氏のスマホには、マッチングアプリがインストールされていました。

彼女がいるのにマッチングアプリを利用している男

私の嫌な予感は的中しました。

<気になったのでいいねしました!>

<初めまして!JPOPお好きなんですか?>

<〇〇展行きませんか?>

彼は再びマッチングアプリを入れていたのです。

後日、彼氏にマッチングアプリを使っていることについて尋ねることにしました。

彼氏がマッチングアプリを再インストールした理由

「ねぇ、あなたマッチングアプリやってるでしょ」

「なっ……なんで……」

予想外の質問に驚く彼氏。

「これが証拠」

私は彼氏のスマホ画面を撮影した写真を見せました。

「ぐっ…そうだよ。マッチングアプリやってる」

思ったよりもあっさり認める彼氏。

「正直、お前とは合わないなって…もう、将来を考えられない……」

「なにそれ……」

それってつまり……。

「つまりマッチングアプリで次の相手が見つかるまで私をキープするつもりだったのね。完全に都合のいい女じゃん」

私の怒りはだんだん強くなっていきました。言葉が止まりません。

「将来一緒になる人を探してるんでしょ?私とまだ付き合ってるのにさ」

怒りが頂点に達しました。

「本当にあり得ない!どうしてそんな不誠実なことができるの?あなたがそんな人だとは思ってなかった!」

私は思いの丈をすべて彼氏にぶつけました。

「わかったよ……」

彼氏は最後にこう言いました。

「1回、ちゃんと話さない?」

……。

「絶対、嫌」

彼氏からもらったネックレスの行方は……

「高値で売れた!」

誕生日にもらったネックレスはフリマアプリで売りました。

いまは友達と楽しく過ごしています。

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